クロロフィルと自然界

全ての生命のエネルギー元を担うクロロフィル

人間は穀物や野菜、果物、肉、魚を食べて命をつないでいますが穀物や野菜、果物は植物が光合成を行った産物です。また肉(動物)や魚の食物連鎖を辿れば、クロロフィルを持ち光合成を行っている植物、プランクトンに行き着きます。つまり光合成の産物を生命体は代謝して命をつないでいるのです。その光合成はクロロフィルを持った植物にしか行うことができません。水や炭酸ガスという無機物から生命が宿る有機物へと変えてくれるものが植物と言えるわけですが、その植物はクロロフィルを所有することにより太陽の光を使って生命を誕生させたのです。つまり、生命のエネルギー元は太陽の光エネルギーなのです。そして光エネルギーを生命あるものへと転化してくれるものが、植物の持つクロロフィルなのです。

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21世紀に入り、地球規模の温暖化が始まり地球の気候系を狂わせています。地球上の植物が光合成を行うのに一年間に7千億トンの炭酸ガス(二酸化炭素)を取り込むと言われています。そのおかげで我々人間は呼吸により排出、摂取される炭酸ガスと酸素の変換バランスが成り立ち、生命を健全維持することができるのです。ところが近年、原始林の大量破壊や石炭、石油の大量燃焼により植物の光合成に必要な炭酸ガスと酸素の収支のバランスがくずれ、過剰な二酸化炭素が大気圏を覆った結果、温暖化が起こっていると言われています。その結果、地球の気候系が狂い出しているのです。植物なしでは生命を維持することはできないのです。